私は、神戸に二回行っている
一度は、1994年の6月
そう、あの大震災が起きる半年ほど前に
私は神戸を訪れているのです
二回目は、サカキバラ事件が起きて
随分たってから、彼の育った町がどんなものか
見にいきたかったのです
サカキバラ関係の書物は数冊読んでいる
そのなかで、彼がなぜ犯行に及んだのか・・
仮説にすぎない物が多いが
そのなかで、彼の育った街並みが原因だと書かれたものがあった
なので、その街並みってヤツを一度みてやろうと訪れたのだ
前回もサカキバラについて書いている
なので、オマエ大好きなの?崇拝してるの?と
思われるかもしれないが別にそういったことはない
あくまで、彼のやった偉業に興味があるのであって
彼自身には、興味はありません
だれにだって、潜む狂気
それを表に出して、表現したのだから
一つの作品ととらえてあげるのも楽しいでしょ?
さて、神戸の街並みをみても・・
私の中の狂気は、目覚めなかったし、刺激もされなかった
ここは、関西なんだな・・
そう思わせくれる場面にいくつか出くわした
私は関東在住なので、所々違うな・・
という文化的な違いは感じることはあったが
異常者になれる!
サイコパスへの目覚め!!なんてもの一切ない
そりゃ、数日過ごしたくらいでは本質的なことに触れることは
難しいのだ・・
例の現場にも足を運ぼうとも思ったが・・
どうもそんな気になれず、神戸という街をあとにしたのだ・・
狂気ってのは、才能であるのは間違いない